正式には「訪問介護員」という介護職のことです。65歳以上のお年寄りや障害者の介護・家事援助、相談助言をする仕事です。日本の社会は今後、急速な高齢化を迎えるため、高齢者・障害者の自立した生活と尊厳の維持、家族の負担軽減の両面でますます必要となる職種です。市区町村の委託事業ですので、主な就職先は公的施設や社会福祉法人、指定業者などとなります。肉親の介護であっても介護保険料が受け取れるよう、現在国会で議論されています。     ヘルパー3級は家事援助のみ。ヘルパー1級は、主任ヘルパーとして豊富な経験年数が必要となります。これらに対して、ヘルパー2級は、志があれば誰でもチャレンジできる資格で、3級未取得者であっても取得することができます。本学院の研修を修了すれば都道府県庁の資格者台帳に登録され、また厚生労働省の認めた資格なので全国で通用します。
   
       
    本学院は東京都知事、千葉県知事指定校です。きちんと出席すれば厚生労働省の定めるホームヘルパー養成研修として、知事の指定した研修を終了したことを証明する修了証書と、携行型の修了証明書を取得できます。試験を受ける必要はありません。やむを得ない欠席がある場合、補講を受講していただきます。
    それぞれの専門分野で現場経験と研究活動を行ってきた方々で全員、個々に知事の認定を受けています。